滋賀県東近江市のスポーツターフ・造園・外構工事株式会社武藤造園

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芝生シリーズ(1)

前回まで2回のブログ紹介ではティフトン芝生(スポーツターフ)の育成試験結果などの紹介をしましたが、今回からは【芝生シリーズ】として実際の現場での工事や管理作業の取り組みと流れなどその状況を紹介しながら現場での幾つかを紹介できたらと思います。
その中には私たちが取り組む中での施行者の思い、これから利用される利用者(プレーヤー)の立場からの思い、生き物としての芝生の取り扱いなどをいろいろな見方から紹介させて頂けたらと思います。
【芝生シリーズ】ブログでは学校の校庭芝生化授業の様子、公園のグラウンドゴルフ場管理と利用、野球場の利用と管理、サッカー場利用と管理、新たな競技場や野球場の利用までの管理などいずれも弊社が関連している中でご紹介したいと考えています。

今回は新たな競技場新設現場でのインフイールドピッチのスポーツターフの施工場です。使用した芝生はティフトン419で夏芝です。「蒔き芝工法」で実施しました。表層路盤は川砂(25mm粒径)を使用しました。

工事の工程は、
7月5日までに芝生表層路盤(川砂他改良材含む)の均しと締固め転圧
7月6日、7日蒔き芝施行
その後は散水、芝生補植、施肥、芝生の上部芝刈り、手抜き除草作業などを実施しています。
今年の夏の暑さも幸いして約1か月余りで現在の状態になりました。8月2日現在の芝生状況をご覧ください。







芝生の蒔き芝迄の路盤の土壌改良や均し転圧は弊社が実施しました。蒔き芝工法の実施につきましてはゾイシアンジャパン株式会社様が特殊な機械で実施くださいました。宮池社長自ら現場へ来て頂き作業を進めてくださいました。蒔き芝工法実施は私も初めて見ました、見事な施工で特殊機械は自家製だとのことでした。現場で社長から丁寧な施工方法と管理方法をご指導頂きながら今までの管理経験と今後の取り組みに大変なプラスになりました。

ご覧の皆さん、芝生ってすごいでしょう。表層路盤から、工事施工後ちらほら見えていた芝生がわずか1か月たらずで写真のように生育してくれています。それには散水、施肥、補植と暑い中、弊社の社員が全力で取り組んでくれたおかげです。ゾイシアンジャパンの宮池社長様と社員の皆様、そしていつもどこでも全力で取り組んでいてくれる全社員に感謝です。

生き物(芝生)はいつも見て一生懸命に付き合っていけば必ず応えてくれます。これからの現場管理はお客様にお渡しするまでにベストなピッチに仕上げていくことが私たちの役目です。そして来る日にはこのピッチ上で多くの利用者とサポーターの皆さんが一つになって躍動されることを想像しながら芝生シリーズ(1)を閉じます。いよいよ仕上げまで、まだまだ色々な管理作業が続きますが今後も折に触れ現場の紹介を発信していきますのでお楽しみにしてください。

今回もブログを愛読いただきまして本当にありがとうございました。