滋賀県東近江市のスポーツターフ・造園・外構工事株式会社武藤造園

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八日市南高等学校の学生さんと芝生管理実習行いました。

今回は私が臨時講師を受けています、県立八日市南高等学校の花緑デザイン科2年生の皆さんと一緒に、県下唯一天然芝グラウンドのスポーツターフ(芝生)管理作業実習に弊社のスタッフと参加しました。
生徒さんとの作業の様子をお伝えできたらと思います。

このグラウンドの芝生化は数年前から授業の一環として始まりました。
芝苗は弊社がベース芝を提供、先生の指導で土づくり、苗づくりを実習時間にポット苗として農場で育てられました。最初は手探りの中、ポット苗作りからのスタートでしたが、苗を生育させてからのグラウンドへの植え付けは先生や全校生徒の皆さんでの大きな力がありました。全面に芝生(ティフトン419)がグラウンドを緑にしてくれたのは約3年かかったように思います。冬時期も緑一杯にとウインターオーバーシード(WOS)にも挑戦して、今では一年中緑の芝生で体育の授業、学校のイベント、野球部、サッカー部などの活動に使われているようです。
ちなみに野球部やサッカー部などの練習試合などには選手のモチベーションアップにも大きな効果をもたらしてくれているようです。
芝生化前にはクレイ(土)のグラウンドでしたが芝生化で様々な良い効果が生まれてきているのではと思います。一方芝生化でのグラウンドの維持管理では生き物相手です。
年間を通して維持管理作業が必要です。管理作業については学校に専門科目の花緑デザイン科がありますので、ベテランの先生方、生徒さん方が芝生化実施以降より管理作業に取り組まれて現在では素晴らしい自慢のグラウンドとして維持されています。

さて先日(8月4日、5日)2日間の管理作業実習の様子を写真など通してお伝えできたらと思います。

<実習作業に入る前の座学実施>


<機械による実習>






写真は作業順になりますが、弊社のスタッフがそれぞれ機械の説明、実際の運転を指導しながら授業を進めました。それぞれの機械は使い方や作業内容も違います。生徒諸君には全てが理解は出来ないと思いますが、これから将来歩んでいく中、どんな仕事でも色々な経験が必要だなと感じてもらえたらいいのではと思いながら安全作業最優先で実施してもらいました。
きっと将来実習したことがプラスになるのではと思いながら和やかに進めました。皆さん始めてばかりで指導員(?)が機械は真っすぐに進行してねと言ってもなかなか真っすぐにはいかず蛇行運転作業のベテランさん?が多かったように思います。
生徒の皆さん、2日間に渡って夏の暑い中皆さんと一緒に実習作業をしましたが、どうかこの実習経験をこれから皆さんの人生の進め中で何かに少しでも役立ててください。また秋のウインターオーバー作業(冬芝の蒔き)の時には、違った作業内容に取り組みたいと思いますのでよろしくお願いします。

先生方、生徒さん、社員一同、大変お疲れさまでした。