滋賀県東近江市のスポーツターフ・造園・外構工事株式会社武藤造園

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芝生シリーズ(2)

前回に引き続き芝生シリーズ(2)の紹介をさせていただきます。
競技場新設現場での、その後のスポーツターフの生育状況を紹介します。

前回報告しました蒔き芝の施工日は、7月6日、7日で完了し、8月2日の現状を報告しました。
その後の状況はびっくりするほど素晴らしい成長で、想像以上の生育を見せてくれています。中でも今年の猛暑に加えて散水条件も良く計画している施肥、補植、除草、芝刈り作業なども上手くできていることのように思います。

ご覧いただけますように、7月6日、7日で蒔き芝を実施した芝生(前回のブログ紹介にあり)が、8月14日の写真ではご覧のような様子です。
写真の状況は全景2枚と他所(3枚)です。一応全体には芝が広がってくれていますがまだまだ密度はありません。ゴールエリア側縁部分での補植部は、しっかりと活着しランナーが出て全面を覆うようになってきました。
一方、芝のランナーの浮き上がりがあり浮きランナー除去、目砂入れの作業も必要になります。
今までの作業は、早く根を下ろして芝の広がりを促す作業でしたが、これからはいろいろな管理作業を実施していかなくてはなりません。
ちなみに今までの芝刈り作業は、最初の内に軽い機械(一連モア)での実施、先日の8月10日からは乗用型リールモアを入れました。他の作業としては転圧、施肥、散水、手抜き除草などの実施を進めてきました。今後、引き渡しまでに本格的なスポーツに耐えうる芝生作りの実施で、きめ細かな芝生密度の形成、保持力のある芝生厚さ確保、病虫害に被害にも耐えうる芝生の提供などを目標に仕上げていこうと考えています。
前回話しましたが「生き物いつも確かめないと」のモットーで目視、手触りの実施をして育てていきたいです。生き物は一緒懸命に取り組めば必ず管理者が思うように応えてくれます。
生き物(芝生)に感謝です。

今回もブログを愛読いただきまして本当にありがとうございました。